HOME » Equipment:精密な治療
審美歯科治療は、良質な材料だけでなく、極めて精密な技術が求められる高度な分野です。
肉眼や手指の感覚だけでは感じ取れない微細な部分にこだわる必要があります。
より自然で美しい状態を具現化するは、精度の高い治療が要求されます。
そのために、当院では、術者の勘だけに頼らず、最新の技術と設備で正確に治療します。
審美歯科治療はミクロの世界を扱う繊細な治療の連続です。
ですから、欧米では顕微鏡下での治療が当然とされていますが、日本ではまだ普及率が5%にも満たないのが現状です。
肉眼には限界があります。マイクロスコープは、倍率を5段階変えることができ、肉眼の6〜32倍見ることができます。これだけ違いがあれば、治療の正確さは段違いです。
そのため、マイクロスコープなら肉眼では見逃されていた誤差を解消し、より完成度の高い適合性や審美性を実現できるのです。
マイクロスコープに内蔵されたCCDカメラを通して、モニターに映像を出力したり、動画として録画することも可能ですので、患者様一人一人により詳しく説明することができます。
ドクターだけでなく、当院では歯科衛生士もスコープを付けて診療しています。
歯と歯ぐきの境目の仕上げや、より慎重に磨き上げる必要がある時、メインテナンス時など、精密な審美治療に欠かせない機器です。
セラミックの歯を入れる場合、隣の健康な歯と調和のとれた色合いにしなければなりません。
歯は一般的に白色と言われていますが、一言に白といっても、黄色やグレーがかっていたりと様々です。
また、同じ1本の歯でも、根元部分と中央部分、先端部分では、色や透明感が異なります。
この色合いを人の目だけで決定することは、照明や見る角度によって左右されるため、大変困難な作業です。
そこで、当院では、外光に左右されず正確に色調を測定できる器械を導入しています。
この器械で歯を撮影し、歯の色を詳細に分析します。
このデータは歯を製作する歯科技工士と共有しますので、このデータを元に歯科技工士はより自然な被せ物を製作することができます。
また、セラミック治療だけでなく、ホワイトニングで歯の色が術前と比べてどの程度白くなったかを画像と数値で表記することも可能です。
当院では、レントゲン写真やお口のカラー写真を一人一人データ化して保存しています。
そのため、口腔内撮影用のカメラにもこだわりがあります。
専用のレンズの一眼レフカメラでそれを達成しています。
各ユニットに設置しているパソコンの画面で見ながら治療の説明を受けられるため、手鏡で見るよりイメージが湧きやすくなります。